ユニバース倶楽部は、紳士が集まる場所なのだそうだ。
「紳士である」とはどういうことか?
定義は色々とあるのだろうが、
「余計なことは喋らず、大人な対応でその場をやり過ごす」
ということだと、個人的には思う。
「ちょっとあり得ないなぁ」とか
「なかなかこれじゃ厳しいなぁ」と思っても、
それを口に出すことなく、笑顔でその場を終える。
事前に決められた約束があるのであれば、それは果たす。
そして、その後、静かに距離を置く。
そう考えると、紳士というのは、女性にとってはなかなか厄介な相手かもしれない。
紳士が何か不満を感じていたとしても、それに気付きにくい。
「あれ?もしかして距離を取られている?」と思って、やっとそれに気が付く。
しかし、本当に不満を感じているのかどうか、確証は持てない。
忙しいと言っているが、本当に忙しいのだろうか?
もしかして、他の女に取られたりしているのではないか?
問いただしても、笑顔で返され、恐らく本音は出て来ない。
そして徐々にフェードアウトに持ち込まれる。
そう、女性は、「察する」しかない。
ユニバース倶楽部に入会できるような男は、恐らく皆賢い。
金を持っていたとしても、無意味にばら撒くようなことはしないだろう。
恐らく、皆がシビアに相手を見ているはず。
色々なものと比較しながら、その価値があるかを見極めようとしている。
需要に対して、圧倒的に供給の多い場。
なかなか大変なんだろうな~
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